アレルギー対応ケーキの選び方:商品ページと箱の原材料表示の見方
卵・乳・小麦のうち、食べられないものを使わないケーキを選ぶときに、商品ページと箱の表示のどこを見ればよいかをまとめました。
商品ページでは、下の3つを確認して選びます。届いたら、箱の表示でもう一度確かめます。注文の前と届いたあとの2回確かめるので、頼みまちがいに気づきやすくなります。
| 見るところ | 分かること |
|---|---|
| 使っていない原材料 | 卵・乳・小麦のどれを使っていないか。はじめから使わない「不使用」か、頼むと抜く「除去」か |
| 特定原材料等の欄 | 卵・乳・小麦のほかに、大豆やゼラチンなどを使っているか |
| どんな場所で作っているか | 作る場所で、卵・乳・小麦を使っているか(専用の場所か、共通の設備か) |
どれを選ぶかは、あなたのアレルギーの状態に合わせてください。重度のアレルギーがある人は、原材料だけでなく同じ場所で症状の出る原材料を使っていないかまで確認しましょう。
迷ったらこれ

アレルギー対応ケーキ専門プティパ
米粉の白いふんわりデコレーション 5号
卵使っていません
乳使っていません
小麦使っていません
- 商品名に「卵・乳・小麦不使用」
- 作る場所:「卵、乳、小麦を使用しない、持ち込まない専用の製造工房」と書いてあります。材料の中には、同じ工場で卵・乳・小麦を作っているものもある、とも書いています。
- 特定原材料等:大豆、ゼラチン
- お急ぎ便対応の商品です。最短で注文の2日後に届きます
選んだ理由
- 卵・乳・小麦を持ち込まない専用の工房で作っている
- 特定原材料等が大豆とゼラチンだけ
- レビューの平均が5点中4.87(38件)
\ レビュー38件・平均4.87 /
商品ページを見る選ぶ順番
- 食べられないものを確認する卵だけか、卵と乳か、卵・乳・小麦の3つともかを確認します。大豆やナッツなど、ほかに食べられないものがないかも確認しておきます。
- 一覧から探すCake.jp には、卵・乳製品・小麦をそれぞれ使わないケーキの一覧があります。食べられないものに合う一覧から探しましょう。
- 商品ページを読む使っていない原材料、特定原材料等の欄、どんな場所で作っているかの3つを確認しましょう。
- 注文する除去の商品は、注文の画面で抜くものを選びます。届く日は、食べる日の前の日までにします。
- 届いたら箱の表示が、頼んだ通りかどうかを確認しましょう。
食べられないものごとのケーキは、それぞれ別の記事で紹介しています。
\ 卵・乳・小麦ごとの一覧もある /
アレルギー対応ケーキを見る「不使用」と「除去」のちがい
「不使用」は、はじめから卵・乳・小麦を使わずに作るケーキです。「除去」は、普通は卵・乳・小麦を使うケーキから、注文のときに選んだものを抜いて作るケーキです。
| 不使用 | 除去 | |
|---|---|---|
| 作り方 | はじめから使わない | 頼むと抜いて作る |
| 注文の画面 | 抜くものを選ばなくてよい | 抜くものを選ぶ。追加の値段がかかることがある |
| 原材料の欄 | 1つの書き方 | 抜くものごとに、書き方が分かれていることがある |
| 同じお店で | 卵・乳・小麦を使うケーキを作るかは、お店による | 抜かないケーキも作っている |
モンサンミッシェルの「苺デコレーションケーキ 5号」は、除去の商品です。注文の画面の「除去アレルギー」で「卵・乳・小麦粉除去」を選びます。追加の値段は、選ぶものによって0〜300円です。
値段は、商品ページから確認しました。値段は変わることがあります。
除去の商品は、抜くものを選びまちがえると、食べられないものが入ったケーキが届きます。注文を確定する前に、選んだものを確認しましょう。
このサイトのランキングでは、除去の商品は、抜くものを選んだときの中身で選んでいます。
まぎらわしい書き方
「乳不使用」と「乳製品不使用」
お店によって、「乳不使用」と書くお店と、「乳製品不使用」と書くお店があります。書き方がちがうので、このサイトでは、お店の説明どおりに載せています。
名前のプレートや飾りの原材料を、ケーキとは別に書いている商品もあります。飾りの原材料まで確認しましょう。
「卵不使用」と「卵アレルギー対応」
「卵不使用」は、卵を使っていないという意味です。乳や小麦を使っているかは、別に確認しましょう。
名前に「卵アレルギー対応」と入っていても、頼むと卵を抜く「除去」の商品もあります。どちらなのかは、商品ページの説明で確認しましょう。
米粉・グルテンフリー・ヴィーガン
「米粉」「グルテンフリー」と書いてあるケーキでも、卵や乳を使うものがあります。このサイトで調べた商品にも、グルテンフリーと書いてあって、卵と乳を使うチョコレートケーキやタルトがありました。
ヴィーガンのケーキは、動物からとれる材料を使いませんが、小麦粉を使うものもあります。どれもアレルギー対応と同じ意味ではないので、使っていない原材料を1つずつ確認しましょう。
名前に「乳」「卵」が入る原材料
- 「乳化剤」「乳酸」「乳酸菌」は乳ではない、と消費者庁の資料に書いてあります。
- 「乳糖」は、名前に「乳」が入るので、乳の表示にあたります。
- 「ココナッツミルク」「カカオバター」は、乳をふくまない名前の例として、資料に挙げられています。
- 「玉子」「たまご」と書いてあれば、卵をふくむという意味です。
特定原材料等の欄の見方
容器や包装に入れて売る加工食品には、9品目を表示する決まりがあります。この9品目を「特定原材料」といいます。ほかに、表示がすすめられている20品目があります。
| 分け方 | 品目 |
|---|---|
| 特定原材料 表示が必要 | えび、カシューナッツ、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生 |
| 特定原材料に準ずるもの 表示がすすめられている | アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、ピスタチオ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン |
出どころ:消費者庁「アレルギー表示について」。
ケーキの商品ページの「特定原材料等」の欄には、この2つを合わせて書いてあることが多いです。卵・乳・小麦を使わないケーキは、代わりに大豆やナッツを使うことがあります。
このサイトで紹介している、卵・乳・小麦をどれも使わないケーキ75個のうち、69個は、特定原材料等の欄に大豆があります。大豆やナッツが食べられない人は、この欄まで確認しましょう。
お店によっては、「〇品目を使っていない」のように、品目の数で書いていることがあります。9品目とは中身がちがうことがあるので、どの品目かを、お店の説明で確認しましょう。
どんな場所で作っているかの読み方
消費者庁の資料には、製造ラインを洗っても、ほかの製品の原材料が混ざってしまう場合がある、と書いてあります。対策の例として、ラインを十分に洗う、ふくまない食品から順に作る、できるだけ専用の器具を使う、を挙げています。
| お店の説明の例 | どういうことか |
|---|---|
| 「持ち込まない」「専用の工房」「専用の製造ライン」 | 卵・乳・小麦などを作る場所に入れないか、専用の場所で作っている、とお店が書いている |
| 「同じ工場(ライン)で、卵・乳・小麦を使った製品も作っています」 | 同じ場所で使っている。混ざる可能性が残るときの注意の書き方として、資料に例が挙げられている |
| 何も書いていない | 商品ページからは分からない |
「入っているかもしれない」のように、可能性だけを書く表示は、決まりで認められていません。同じ場所で使っているときは、何を使っているかまで書いてあるか確認しましょう。
このサイトでは、お店の説明をお店の言葉のまま、カードの「作る場所」の行に載せています。商品ページに書いていないときは、そのことも書いています。アナフィラキシーの注意があれば、それもカードに載せています。
注意書きのある商品を選ぶかは、あなたのアレルギーの状態に合わせて決めましょう。
お店で買うケーキのアレルギー表示
アレルギー表示が必要なのは、容器や包装に入れた加工食品です。お店で箱に入れずに売るケーキなどは、対象外になることがあります。そのため、お店によって原材料の伝え方がちがいます。
お店で頼むときは、使う原材料とどんな場所で作っているかを、予約のときにたずねましょう。地域の記事では、アレルギー対応のケーキを扱っていると公式で確かめたお店を、都道府県ごとにまとめています。
届いたら確認すること
- 箱の原材料の表示が、頼んだ商品と合っているか
- 除去の商品は、抜くものが頼んだ通りかどうか
- 名前のプレートや飾りなど、別に入っているものの原材料
冷凍で届くケーキは、食べる日より前に届けてもらえます。もしも違っていても、お店に問い合わせる時間があります。
少しでも気になるときは、食べる前に、お店とかかりつけのお医者さんに相談しましょう。
よくある質問
「アレルギー対応」と書いてあれば、どれを選んでも同じですか?
同じではありません。卵・乳・小麦のどれを使っていないかは、商品ごとにちがいます。このサイトでは、卵・乳・小麦の絵の札で分けているので、札と原材料の欄を確認しましょう。
「乳化剤」や「乳酸菌」は、乳ですか?
消費者庁の資料には、乳化剤・乳酸・乳酸菌は乳ではない、と書いてあります。乳糖は、乳の表示にあたります。
不使用と除去は、どちらを選べばいいですか?
あなたのアレルギーの状態に合わせて選んでください。除去の商品は、同じお店で抜かないケーキも作っているので、どんな場所で作っているかの説明も確認しましょう。
特定原材料等の欄に、大豆やゼラチンがあるのはなぜですか?
大豆とゼラチンは、表示がすすめられている20品目に入っているためです。卵・乳・小麦を使わないケーキは、代わりに大豆を使うことがあります。
同じ工場で作っていると書いてあるケーキは、避けたほうがいいですか?
選ぶかどうかは、あなたのアレルギーの状態に合わせて決めましょう。専用の工房や工場で作っている、と書いているお店もあります。
お店で買うケーキにも、表示はありますか?
お店で箱に入れずに売るケーキは、アレルギー表示の対象外になることがあります。お店で頼むときは、使う原材料を予約のときにたずねましょう。
まとめ
アレルギー対応ケーキは、何が食べられないかを確かめてから、使っていない原材料、特定原材料等の欄、どんな場所で作っているかの3つを商品ページで確認して選びます。
どれを選ぶかは、あなたのアレルギーの状態に合わせてください。届いたら、箱の表示で頼んだ通りかどうかも確認しましょう。